2023年3月23日(木)
今日は福島県内、ほとんどの小学校で卒業式です。
今年卒業する子どもたち本人は 記憶には残っていないと思うけど、その大部分があの時の大きな地震とその翌日の、あってはならない東京電力原発事故を経験した最後の学年の子どもたちです。
2017年5月17日、、、
Facebookでその年の新1年生にメッセージを送りました。
内容は・・
『ママが あべウイメンズクリニックで妊婦健診を受けていた 今年、小学校1年生になった 君たちへ』
君たちが産まれて、すぐに、福島県では大変不幸な事故がおこりました。
産まれたばかりの君たちを守ろうと 君たちのママとパパは一生懸命でした。
目に見えない敵のため、物質運搬のトラックも福島県に入るのを嫌がり、ミルクだって、手に入りませんでした。
「望んで、望んで、やっと抱っこできたわが子だけど 妊娠、出産したのは この子のためには かわいそうな事をしたのかな・・・」
当時、あるママが 不妊治療で産まれた赤ちゃんを抱っこしながら こんなことを言っていました。
今年の小学校1年生は あべせんせい の中では 思い入れが特別なんだ。
お友だちをたくさん作って、
元気に、丈夫に、のびのび 育つんだよ!
ひと月遅れたけど、
小学校、ご入学おめでとう (^-^)v
あれから6年たったけど、小学校6年間楽しかったかい?
4月からは新中学1年生だね!
あべせんせいは小学校から大学院まで長い学生生活を送ったけど一番、中学校3年間が有意義で楽しかった。友達もたくさんできたし、いまだにその友達とは仲良くしています。
勉強に、部活に、遊びに…
すべて友達が自分が大人になるための影響を与えてくれます。良い友達と巡り会える事を祈ります。
何回も言うよ!
今年の小学校卒業生たちは あべせんせい の中では 思い入れが特別なんだ。
産まれきてくれて、ありがとう!
そして元気に育ってくれてありがとう!
これからも元気に、丈夫に、のびのび 育つんだよ!
小学校卒業、本当におめでとう(
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〜Facebookを見てくれている、卒業生のママたちへ〜
ご卒業おめでとうございます。
6年間でみんな背も伸び、生意気なこともたくさん言うようになったと思うけど、生まれた直後の混乱で元気に育ってくれるか心配したよね。
でも、子どもたちは元気に育ってくれているはず。
この学年の子どもたちは僕にとって、すごく思い入れが強い子どもたちなんだ。
元気に育ててくれてありがとう。
これからも元気に、丈夫に、のびのび育ててね。
よろしく!
そして、女の子のママたちにお願い。
子宮頚がん HPVワクチンを中学生のあいだに必ず受けてあげてね。
クリニックでも接種できるからね。
待っているよ!