過活動膀胱とは尿意切迫感を主症状とし、頻尿と夜間頻尿を伴い、時に切迫性尿失禁を伴うものです。尿意切迫感とは急に起こる抑えられないような強い尿意で、我慢することが困難なもの、頻尿とは便宜的に1日8回以上排尿回数があること、夜間頻尿とは夜間に排尿のために1回以上起きなければならないこと、切迫性尿失禁とは尿意切迫感と同時にまたは尿意切迫感の直後に、不随意に尿が漏れることです。日本では810万人の患者さんがいると言われています(40歳以上人口の8人に1人)。以上のような症状がある方は医師にご相談ください。