子宮内膜症は本来、子宮の内腔にしか無いはずの子宮内膜という組織がまったく別の場所に存在し増殖していく、良性ですが進行性の病気です。症状として(1)以前より生理痛が増強している、(2)生理の際の排便痛、下痢や軟便、(3)性交時の痛みなどがあります。世界中の研究者たちが原因について研究していますが残念ながら解明されていないことも多いのが実情です。医師は患者さんごとにその症状を軽減するため、薬物、手術など最適な治療法を考え、治療を行いますが患者さんも子宮内膜症に対する正しい知識を持ち、信頼できる医師とともに治療を行うことが大切です。